遊びに繋がる。関わり合う絵本。
じっくり感じる絵本もいいけれど、その場にいたもの同士で楽しむ絵本も、それはそれで違う楽しみがうまれます。絵本を囲んで、誰かとわいわいできそうな作品を紹介します。
やさいのせなかって何だろと思う。何のことはなく、紙をのせてクレヨンでこすった模様のこと。身近なものの見方がかわるかも。
ぜひ先にページをめくらずに考えてみては。わりと難しいので、大人も一緒にぜひどうぞ。きっと、実際に野菜に触ってみたくなるはず。
※きうちかつさん作品「やさいのせなか」「やさいのおなか」「くだものなんだ」のデジタル絵本もあるようです(有料)
ページを直角にして楽しむ絵本だなんて、他になかなかない。鏡のしかけにうつして楽しむ絵本です。テーマは誰しも好きな、おやつ。ホットケーキを焼いたり、お茶を入れたり。ごっこ遊びをしている気分になれますよ。
ちゃんと相手がいても大丈夫なんです。ホットケーキもお茶も相手と自分、2つ用意があるんですよ。鏡にうつしたら、うれしい2つ♪
誰でも知っている歌って、歌い出した人がいたらいっしょについ口ずさんでしまうもの。実際のところ、私はこの絵本を持っていくたび、めくりながら歌っちゃうこと多しでした。みんなが知っている歌「おばけなんてないさ」の歌絵本。しかも5番までちゃんとのっています。その場にいる人で一緒に歌ってみてくださいね。きっと思いのほか歌えるはず♪
絵さがしが楽しい作品といえばこちら。1987年に誕生したイギリス発祥の人気絵本、「ウォーリーをさがせ!」はシリーズもたくさん。親子や友だちなど、誰かと一緒に探す楽しみもありそう。ウォーリーを探し出した後には、他の人物や小物も探してみてくださいね。こちらは新装版です。
http://wally30.jp/
絵本でうまれる、関わり合いの場
ページを開くだけで誰かと関わる場になるって、絵本の素敵な魅力のひとつだと感じています。
親子で、兄弟で、友達と…メンバーがかわればまた楽しみ方も変わってくるはず。
絵本を通して、大切な人との心通う場になりますように。