絵本専門士・JPIC読書アドバイザーの優有が、絵本と学びと日常をゆるっと綴ります。

子どもが読書したくなる、環境作りの3つのポイント

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絵本コラム『本好きな子になるには』  ~つづき~

どんな環境が、本好きへ繋がりやすいのか、考えていきます。
3つのポイントを、紹介します。……

1.本がたくさんある&子どもが手にとれるという環境作り。

本がたくさんある環境は、本へ興味を自然に導く環境でもあると思います。
大切なのは、大人の都合で本を手渡すのではなく、
好きなタイミングで、好きなページから、子どもが自分で手に取って見られるようにすることです。

表紙を見せて置いておくのも、目に入ることが多くなり、効果的です。
ざっと部屋を見渡すと、例えば本とテレビ、どちらの方がぱっと目につきますか?
いつも目につくところにあるものに、意識がいくのは自然ですよね。
ぜひ、本も部屋の一等地に!
心のままにお話を楽しんだ記憶の積み重ねが、本好きへの道につながることでしょう。

2.身近な大人が楽しそうに本を読んでいるか。

「○○しなさい!」といわれて、わくわくしながら取り組んだことって、ありますか?
たいてい嫌になりますよね。しかも、自分だけに言われてるのって、イラッとしませんか。
身近な大人が楽しそうに本を読んでいたら、本=楽しいもの、と感じられる環境づくりになります。
おおいに、お子さんに見せてみては♪

本を読んだ後、伝えたい気持ちがあれば、お子さんのことばを受け止めたり、
心動いたことを、出来る範囲でお互い伝え合うのも楽しいかもしれません。
他者との共感の場って、心地よいものです。

3.子どもが選んだ本を否定しない、読書が楽しいという経験を。

大人が読ませたい本と、お子さんの選ぶ本が違っている、という相談を伺ったり、
本屋さんに行くと、絵本コーナーで、「こっちにしなさい!」「これがいい!」のやりとりが、良く見られます。

これでは、読みたかった本を否定された気持ちだけが残ってしまい、本を楽しめなくなりそう。
読書→楽しい気持ち になるよう、たっぷり好きな作品で本の時間を過ごしたいものです。

しかし、ただ、子どもの好きにまかせて放っておく、ということではなく、環境は大人が整えることが大切だと感じます。
例えば、親子で読み聞かせ会に参加する、絵本の目利きがいる本屋さんでえらぶ
(そういう本屋さんは、店内はこだわりの本でいっぱいです♪)
など、できることはいろいろありそうです。

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前の絵本コラムでは、
本好きな方は、きっかけの『好きな作品と出会った経験』がある、と書きましたが、
どんな本が良いのか、どんな本が好きになるのかわからない、という場合には、
図書館の利用をおすすめします。

たくさんの本の中から自由に選べますし、
数冊家に持ち帰ることができ、家庭のリラックスした環境で、本と向き合うことが出来ます。
ただし、貸出期間があるので、図書館はあくまで本との出会いの場だととらえることです。

もしその中で、お子さんと相性の良い本との出会いがあれば、その後自分の本を持つと良いでしょう。
日々の生活の中で、自分の本に、想いを刻み込んでいくことができます。

絵本を開くと、思い出がよみがえってくる経験って、ありませんか?
誰かに読んでもらったなあ、とか、ここのページが好きだったなあ、とか、
妹が落書きしてしまって悲しかったけれど、お母さんが消してくれたな、とか。
内容のことはもちろん、傷やシミ、敗れて直した跡まで、愛しい思い出に(*^-^*)

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このブログでも、引き続きオススメ絵本を紹介していきます。
嬉しいことに、ここで紹介したことで、絵本との良い出会いにつながったというお話も、今まで何件か頂いています。
これからも、どなたかの、お気に入りの絵本が見つかるお手伝いができますように☆

おすすめの絵本やさんについては、どこかでは書きたいのですが、ひとまず。
↓の本に載っている本屋さんは、素敵なところばかりだと感じます。『絵本好きが集まる絵本屋さん』

私の地元、名古屋でのお店のイチオシは、メルヘンハウスさんです♪
http://www.meruhenhouse.co.jp/

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優有(ゆうゆう)

優有(ゆうゆう)

ブログ運営者の優有(ゆうゆう)です。子どもたちの幸せと育ちを支えたく、『身近な絵本のプロ』として活動中!絵本の読み聞かせや読書会を通して、コミュニケーションの楽しさ、大切さを2010年から伝えています。(絵本専門士・JPIC読書アドバイザー・日本心理学会認定心理士・幼稚園教諭・保育士)愛知県出身・親指シフトユーザー。詳しいプロフィールはこちら。
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